1. 価格データ

貿易機関バルクリストのデータによると、12月25日の山東省における石油コークスの平均価格は1トン当たり3,064.00元で、12月19日の1トン当たり3,309.00元から7.40%下落した。

12月25日、石油コークス商品指数は238.31で、前日と変わらず、サイクルピークの408.70(2022年5月11日)から41.69%下落、2016年3月28日の最安値66.89から256.27%上昇した。(注:期間は2012年9月30日から現在まで)
2. 影響要因の分析
今週、製油所のコークス価格が急落した。製油企業全般にとって、コークス市場の供給は十分であり、製油所の在庫削減と出荷が行われている。
上流:国際原油価格は、連邦準備制度理事会(FRB)が利上げはまだ終わっておらず、金融引き締めも終わりに近づいていないことを示唆したことで上昇した。12月前半の経済の過熱が長引いたことで、FRBがハト派からタカ派に転じ、利上げペースを鈍化させるという中央銀行の以前の期待を裏切る可能性があるとの懸念が高まった。市場は、FRBがインフレを抑制し、金融引き締め路線を維持する根拠を示しており、これがリスク資産の広範な下落につながっている。全体的な経済の弱さと相まって、アジアでの深刻なパンデミックは需要予想に引き続き重くのしかかり、エネルギー需要の見通しは依然として好ましくなく、経済の弱さは原油価格にも重くのしかかり、原油価格は月の前半に急落した。ロシアがG7によるロシア産原油輸出価格の上限設定に対応して原油生産を削減する可能性があると発言したこと、引き締め期待の高まり、米国が戦略石油備蓄を購入する計画であるとのニュースを受けて、原油価格は月の後半に損失を取り戻した。
下流:今週は焼成炭の価格はやや下落。シリコン金属市場の価格は引き続き下落。電解アルミニウムの下流価格は変動し、上昇。12月25日時点で1トン当たり18,803.33元。現在、下流の炭素関連企業は大きな財政的圧力にさらされており、様子見の姿勢が強く、需要に基づいて調達を行っている。
ビジネスニュース:石油コークスアナリストの見解:今週、国際原油価格が上昇し、石油コークス価格を支える。現在、国内の石油コークス在庫は高く、製油所は在庫処分のため低価格で出荷している。下流部門の受け入れ意欲は概ね高いものの、様子見の姿勢が強く、需要は低迷している。そのため、石油コークス価格は近い将来、下落が続くと予想される。
投稿日時:2022年12月29日